IT日記

IT関連製品の使用感など

PC買い替え Lenovo ThinkCentre M715q Tiny(起動から基本スペック確認)


起動

レノボPC開封後の続きです。

一通り配線を行い電源を投入、Windows10の初期セットアップ画面が出て、画面なりに進めて問題なく起動しました。

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最初にメインストレージのSSDの状態を確認しました。

起動直後のストレージ使用量: f:id:narazuketabeta:20181202232732p:plain

WindowsUpdate実施後のストレージ使用量: f:id:narazuketabeta:20181202232804p:plain

カスタマイズパーツのSSDは、512GBから少し目減りして、510,770,802,688バイト、475GBと表示されています。

510,770,802,688バイト÷1,024÷1,024÷1,024=約475.69GBという計算になるようです。

ストレージ

レノボのサイトで注文する際は、各パーツの具体的なメーカや型番は不明だったのですが、今回ストレージとしてカスタマイズで選択した512GBのSSDに関しては、CrystalDiskInfoで確認してみたところ、SAMSUNGのMZVLB512HAJQ-000L7でした。価格は2万円弱ぐらいのようです。

CrystalDiskInfoの表示結果: f:id:narazuketabeta:20181202233829p:plain

ストレージのパフォーマンスも確認してみました。CrystalDiskMarkとSAMSUNGのサイトにあったアプリの2種類で測定してみました。

CrystalDiskMarkの測定結果: f:id:narazuketabeta:20181202234843p:plain

SAMSUNGのサイトにあったベンチマークアプリの測定結果: f:id:narazuketabeta:20181202234927p:plain

約9年使ったDellのPCのHDDに比べると概ね100~200倍に性能が向上したという結果で、実際、体感的にもキビキビ感が増したなという印象です。

CPU

AMD製の 「Ryzen 5 PRO 2400GE」というCPUで、スペックは3.2Ghz、4コア、GPU付きです。

一般的には「Ryzen 5 PRO 2400G」という末尾にEが付かない型番のパーツが販売されていると思います。

末尾にEが付く方が性能が少し落ちるのですが、消費電力は半分ぐらいになっており、冷却しにくい小型PC向けのCPUのようです。

タスクマネージャーのCPU使用率: f:id:narazuketabeta:20181209170437p:plain

ただ、Webブラウザの利用がメインだとCPUの使用率はせいぜい10%ぐらいなので、今のところ体感的に何か変わったような感覚はありません。

CPUに関してはもっと安価なパーツでも良かったかもしれません。

メモリ

メモリは以前のDellのPCでは購入時は4GBで、その後増設して8GBで使っていました。

今回のPC買い替えを検討した際、いろいろなサイトを参照したのですが、基本的には8GBあれば十分という記事が多かったように思います。

ただ、以前のPCはときどき動作が急に遅くなるときがあり、そういうときはChromeがメモリを半分以上消費していて、Chromeを一旦終了させると遅くなっていた動作が回復していたため、メモリは8GBだと足りないかもと考え今回は16GBにしました。

タスクマネージャーのメモリ使用量: f:id:narazuketabeta:20181209224335p:plain

パーツとしては16GBメモリのはずですがタスクマネージャーの表示上は最大で14.9GBになっていました。これは16GBの内、1GBはグラフィックメモリとして使用しているためだと思われます。

普段の使い方でメモリは8.1GB程度使用しており、ちょっとだけ8GBでは不足するようです。

PC買い替え後は今のところ動作が急に遅くなることもなく快適に使えていますし、まだ少し余裕もあるので仮想PCを試したりもできて、16GBのメモリにしたのは良かったかなと思っています。

GPU

GPU(グラフィック処理用のCPU)はメインCPUのRyzen 5に内蔵されているRadeon Vega 11というGPUになります。

タスクマネージャーのGPU情報: f:id:narazuketabeta:20181209231609p:plain

普段はほとんど動作しておらず、一応、Chrome上でYoutubeを再生したときに、Video Decodeのグラフが途中から使用率が増えましたが、3Dを駆使したゲームなどやらない限りはあまり出番が無いかもしれません。

あと、試しにマルチモニタを4画面使ってみました。と言っても、もともとモニタは2台しか無かったので、spacedeskというタブレットを外部モニタとして連携できるアプリ(無料)をインストールして、AndroidタブレットとiPadを外部モニタの3台目と4台目にしてみました。 f:id:narazuketabeta:20181209232623p:plain

タスクマネージャーのGPU情報(マルチモニタ4画面接続時): f:id:narazuketabeta:20181209232629p:plain

特に3D系のアプリを起動した訳ではなかったのですが、GPUの3Dの使用率が72%に増えました。

とは言っても普段使いは2画面モニタで十分で、またPCでゲームをやらないので、GPUも要求スペックから削って先ほどのCPUと合わせて見直せばPC買い替え費用はもっと安く済ませたかもしれません。とりあえずCPUをRyzen3にすれば5000円は下げられると思います。

ネットワーク

ネットワーク関連に関しては少し課題が発生しています。

PCは自宅で使うのですが、設置場所がインターネット回線(フレッツ光ネクスト)の収容ルータから少し離れていることもあり、以前のPC(USBの無線LAN子機アダプタを後付け)のときと同様にwifi接続にしようと思い、アンテナは以前は802.11acの1x1だったので、少しスペックアップして2x2にパーツカスタマイズしました。

ただ、思ったほどスピードが出ないどころか(とはいえ100Mbps~200Mbps程度は出るのですが)、ときどき通信が途切れてしまい体感的にも遅かったり、再接続までに少し時間がかかったりしてストレスを感じることも出てきました。

インターネットへのping: f:id:narazuketabeta:20181209234923p:plain

こんな感じでときどき途切れてしまい、wifiなのでしょうがないのかもしれませんが、明らかに以前のPCよりも不安定で体感的にも遅く感じることがあります。

wifiのドライバーを更新してみたりといろいろ試してみたのですが、今のところずばりの解決策に辿り着けていない状況です。

暫定で有線LANで接続して同じくスピード測定すると

有線LAN接続時: f:id:narazuketabeta:20181209234127p:plain

ダウンロードが700Mbps越えなどしっかりとしたスピードは出ているので、インターネット回線について何か問題がある訳ではなさそうです。

次回

GPU確認の続きで、一応、グラフィック関係の各種ベンチマークアプリ(ドラクエ10、FF14、FF15など)も実施してみました。ドラクエ10は余裕で動作し、FF14もHD画質なら大丈夫そうでした。詳細結果はまた次回の記事などにまとめて掲載しようと思います。