IIJmioの新料金プラン「ギガプラン」が発表されたようです。
音声付き20GBプランは月額1,880円ということで、ぎりぎり楽天モバイルを下回ってきたということでしょうか。
ただし超過時は他社に多い1Mbps制限ではなく、300kbps制限のようです。
個人的にはちょうど良い8GBのプランもあり、これだと月額1,380円ということで、さらに安くできそうです。
自宅用のひかり回線セット割引もあるようで、IIJmioひかりとセットで600円割引になるようですが、IIJmioひかり自体の料金が集合住宅タイプで月額3,960円ということで、SoftBank光や楽天ひかりより若干高いようなのでその分は差し引きして比較する必要がありそうです。
データシェア
IIJmioギガプランもシェア型のプランを準備中のようで、6月以降提供予定のようです。
ただ、ホームページをざっと確認した感じだと、ワイモバイルのシェアプランとは趣が異なるようで、複数のSIM契約のデータ容量を合算した上で再分配するという内容のように思えます。
つまり、SIMを4枚使いたい場合は、最低限4つのプラン(種類は異なってもよさそう)の契約が必要なようです。
仮にメインは8GBプランで1枚、残りは最小の2GBプランを3枚(その内1枚はeSIMという物理SIM無しタイプ)で契約し、自宅の有線インターネット回線もセット割が使えるIIJmioひかり(集合住宅タイプ)に変更するものと想定した場合、以下ような計算になるでしょうか。(以下は消費税込みで計算)
項目 | 月額[円] |
---|---|
音声 8ギガプラン | 1518 |
データ 2ギガプラン | 748 |
データ 2ギガプラン | 748 |
eSIM 2ギガプラン | 440 |
IIJmioひかり | 4356 |
セット割引 | -660 |
月額合計 | 7150 |
今のところ予定しているワイモバイル案だと前回の記事の計算によると月額7,359円だったので、超過時の制限速度の違いを考えると(ワイモバイルのシンプルMの場合は1Mbps)、微妙な比較のような気もします。
その他
IIJmioギガプランには、UQのような、余ったデータ容量の翌月へのくりこしや、高速データ通信OFF/ONの手動切り替えといった機能もあり、うまく使いこなせばよりお得に利用できそうです。
eSIMは同じ容量の物理SIMより月額280円安いようなので、今後スマホ購入する際はeSIM対応の機種を選んでおいた方がお得かもしれません。