ジョギング用イヤホン
ジョギングするときに長らく使っていたイヤホン(昔使っていたスマホの付属品)のケーブルがちぎれそうになってきたので交換を検討しました。
昔使っていたスマホをポケットに入れて、それにイヤホンつなげて走っていたのですが、できればスマホも持たず身軽にしたいなと思い、以下のような条件で探してみました。
- ワイヤレス
- スマホ不要(=音楽データを内蔵可能)
Bluetoothでスマホと接続するタイプは多いものの、音楽データを内蔵可能で、さらに左右のイヤホン間の接続ケーブルも無いものはあまり見つけられませんでした。
その中でちょっと価格は高かったのですが、ソニー製のWF-SP900というワイヤレスステレオヘッドセットを購入してみました。
コジマYahoo!店で価格は23,580円でしたが、ヤフーショッピングの最大ポイント22倍のタイミングで購入したのでポイント分を単純値引きとして計算すると約18,400円でした。
開封
パッケージ正面:ジョギングだけではなく水泳でも使えるようです。
パッケージ裏面:色は無難にホワイトを購入しましたが他に黒と黄色もありました。
パッケージ側面:特徴がマークとともに説明されています。
パッケージ側面:対応OSや注意書きなど。
中蓋:保証書がはさまっていました。
同梱品全体:
アークサポーター:これを耳の中に引っ掛けて固定する仕組みです。S/M/Lの3種類入っていました。人によるとは思いますが私の場合は首を激しく振っても全く落ちる気配はありませんでした。ただ、何かの拍子に手が当たったり引っかかったりすると外れるので、心配な場合は付属品の紐で左右のヘッドセットを連結しておいた方が良いかもしれません。
イヤーピース:通常用と水泳用があり、さらにそれぞれでS/M/L/LLの4種類入っていました。耳穴に密着するサイズのものだと外部の音がかなり遮音され、本体にノイズキャンセルの機能が無いこともあり、通勤・通学などで電車やバス移動の際に音楽をしっかり聴きたい場合はこのサイズが良いと思いました。ところが歩いたり走ったりすると、耳穴のサイズが微妙に変動するためか、イヤーピースと耳穴がこすれる音が結構します。ジョギング用は1サイズ小さくして耳穴に密着しないものを使う方が良さそうです。
充電ケーブル:短いですがType-CのUSBケーブルが付属していました。
簡易説明書:Music CenterはPCにインストールしてヘッドセットに音楽データをコピーするアプリのようです。
簡易説明書:ヘッドセットについているボタンの操作説明です。この他に本体自体を指でタップしてボリュームの上げ下げも行います。右耳用をタップすると音量UP、左耳用だと音量DOWN。
ヘッドセット本体:金色のところは充電用の端子のようです。
本体収納ケース&充電器:バッテリーを内蔵しているので、本体を何回か充電できます。
本体収納ケース&充電器:ふたを閉めてもうっすら中のLEDが透けて見え、充電が完了したかどうかが判るようになっています。
本体のバージョン確認:USBケーブルでPCに接続するとヘッドセット本体の中のファイルが確認でき、「information.txt」というテキストファイルを開くことで本体のバージョンを確認できるというちょっと変わった仕組みのようです。
本体のバージョン確認:型番とバージョン情報だけ記載されています。
ソニーの本製品の公式サイトで2019年3月14日にバージョン1.03がリリースされています。
感想
ジョギング用に購入しましたが、通勤時にもしばらく使ってみました。
取り回し
完全ワイヤレスなのはやはり便利です。特に冬場のマスク着用時、マスクを先に外すのか、イヤホンを先に外すのかを気にする必要が無くなりました。
従来はマスクをパッと取ったらイヤホンコードに引っかかったり、装着順が逆だとその逆もあったりしましたが、どっちを先に外しても決して引っかかることが無くなりました。
イヤーピースのサイズは前述のように、ジョギング用と通勤用で最初は使い分けてみまたが、だんだん取り外し/取り付けが面倒になり、現在は常に小さめサイズで使っています。
耳穴に密着しつつ、歩行時/走行時のこすれ音がしないようなイヤーピースがあると良いのですが。
音の途切れ
音の途切れはジョギング中に発生した記憶はありませんが、通勤時に何かの拍子に途切れることがときどきありました。
Bluetoothでスマホと接続しているときだけではなく、BluetoothはOFFにして内部データを使っているときでも途切れはありました。
いつも同じ駅に到着したときに途切れたり、電車から降りたときに途切れたりと、何となく途切れやすいパターンがあるような印象です。
左右のヘッドセット間の通信が、外部の電波に何か影響を受けて途切れが発生するような印象です。
バージョン1.03にアップデート以降は改善したような気もしますが、途切れることに慣れてあまり気にならなくなっただけのような気もします。
操作
ボタンが左右1個ずつしかないので、各機能用に二度押しや長押しを組み合わせる使い方ですが、それほど種類は多く無いのですぐに慣れました。
音量の上げ下げはボタンではなくヘッドセット本体を連続で二度タップするのですが、指の腹だと反応しないときがあるようで、爪でしっかり目にツンツンという感じでタップした方が良さそうです。
アンビエントサウンド(外音取り込み)モード
ノイズキャンセリング機能は付いていないのですが、逆に外部の音を取り込んでヘッドセットのスピーカーから出すという機能が付いています。
ジョギング中に車が近づいてきた際に気が付きやすくしたり、人に声をかけられたときに判るようにとか、通勤・通学時の電車などのアナウンスを聞き逃さないように、といった目的で使う機能のようです。
本体にマイクが内蔵されていてそこで拾った音をスピーカーから出しているようです。遅延などはあまり感じません。
イヤーピースを少し小さめなサイズで使っていると自然と外部の音が入ってくるので今のところOFFにして使っています。