excite MEC光へ変更
インターネット回線をエキサイト光からexciteMEC光というIPv6 IPoE方式の新しいタイプのサービスに変更しました。
体感できるぐらい早くなりました。実際には早くなったというより、安定してスピードが出るようになった感じです。
項目 | 変更前 | 変更後 | 備考 |
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サービス名 | エキサイト光 | excite MEC光 | |
回線 | フレッツ光ネクストマンションタイプ | フレッツ光ネクストマンションタイプ | 変更なし |
プロバイダ | excite.BB | excite.BB | 変更なし |
接続タイプ | IPv4 PPPoE | IPv6 IPoE | |
月額(消費税抜き) | 3,360円 | 3,660円 | excite MEC光の月額は、2017/12/1~以降は3,600円に料金改定 |
接続スピード(下り平均) | 28.9Mbps | 61.5Mbps | 約2倍スピードUP |
スピード測定
スピード測定すると変更前の「エキサイト光」も早朝の時間帯は100Mbps程度出ることはありましたが、混雑する夕方以降の時間帯は10Mbps以下になることもありました。MEC光へ変更後は、安定して30~40Mbpsの結果が得られるようになったように思います。
Windows10のアプリストアで無料の「Network Speed Test」というアプリでときどき測定してた結果が履歴として残っていたので、それを元にグラフを作ってみました。
Network Speed Testの画面
測定結果を元にしたグラフ
グラフにしてみたものの、ぱっと見には効果が判りにくかったので、MEC光への変更が完了した2017/10/21を基準に「10/21より前の日」と「10/21以降」に分けて平均してみました。
遅延時間 | 下り速度 | 上り速度 | |
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10/21よりも前 | 75.7m秒 | 28.9Mbps | 28.0Mbps |
10/21よりも後 | 63.5m秒 | 61.5Mbps | 84.4Mbps |
改善率 | 16.1%低遅延化 | 212.6%広帯域化 | 301.6%広帯域化 |
遅延時間は「Network Speed Test」の結果だと平均63.5m秒ですが、Googleのサーバ宛てのping測定だと概ね7m秒~10m秒程度という状況です(以前は夕方以降の時間帯だと30m秒~40m秒)。
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8.8.8.8 からの応答: バイト数 =32 時間 =8ms TTL=60
8.8.8.8 からの応答: バイト数 =32 時間 =7ms TTL=60
8.8.8.8 からの応答: バイト数 =32 時間 =6ms TTL=60
8.8.8.8 からの応答: バイト数 =32 時間 =6ms TTL=60
8.8.8.8 からの応答: バイト数 =32 時間 =6ms TTL=60
8.8.8.8 からの応答: バイト数 =32 時間 =11ms TTL=60
8.8.8.8 の ping 統計:
パケット数: 送信 = 4114、受信 = 4094、損失 = 20 (0% の損失)、
ラウンド トリップの概算時間 (ミリ秒):
最小 = 5ms、最大 = 110ms、平均 = 8ms
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変更に至った背景
ここ数年、自宅のインターネット回線は「エキサイト光」を使っていました。アフロの人とカエルがイメージキャラクターのやつです。
フレッツ光回線とプロバイダがセットで支払いがひとまとめになっている、光コラボというタイプのインターネット回線サービスです。
「エキサイト光」マンションタイプは月額が3,360円(消費税抜き)で、他のサービスに比べてお安めでした。
安い分スピード出ないかも、という不安がありましたが、最低利用期間が無いのでダメだったら別のサービスに変更すればいいかなと思って契約しました。
開通後、特に不満なく利用出来ていたのですが、最近は夕方以降の時間帯などに遅いと感じるようになってきていました。
速度低下は、フレッツ回線ではなくその先にあるプロバイダのIPv4タイプの設備の混雑が原因という情報もあったので、新しいIPv6タイプの別のサービスを探し始めたところ、プロバイダ各社でIPv6 IPoE方式のサービス提供を開始しており、今まで使っていた同じエキサイトにも「excite MEC光」があったため変更手続きも簡単かなと思って申し込んでみました。
月額は「エキサイト光」のときの3,360円に加えて、レンタルルータ代300円が加算され、月額合計3,660円となりました(※12月以降は3,600円に料金改定となるそうです)。
変更前の「エキサイト光」より300円程高くなってしまいますが、レンタルルータはWG1810HPという無線LAN機能付きの機材になるので、無線LANルータも欲しかったという人にとっては悪くないかもしれません。
その他
「Network Speed Test」には測定結果をテキスト形式でエクスポートする機能が無さそうでした。
そのため1画面ずつ「GT Text」というアプリのOCR機能で、キャプチャした画面から測定結果の部分をテキスト化しました。
その後、適当にテキストエディタで(今回TeraPadを使用)、半角スペースをタブに置換し、それをGoogleスプレッドシートにコピペし(そうすると表にうまくテキストが収まる)、そこからいろいろ加工してグラフの作成や平均値の計算を行いました。
同じ日付の測定結果は、Googleスプレッドシートにもあるピボットテーブル機能を使って日付単位で集約して平均値を計算しました。