Mi9のスローモーション撮影は、120FPS、240FPS、960FPSの3種類あるのですが、いちばんスローになる960FPSだけ撮りっぱなしができず、開始ボタンを押してから1秒程度だけ撮影して、その後半だけスローになります。
セルフタイマーがなぜか使えないので、一人でゴルフスイングを撮影しようと思って、開始ボタンを押してから打席に入ってスイングしても、慌てて打席に入ろうとしている姿が映ってるだけという結果になってしまいます。
通常のカメラモードにはセルフタイマーの機能はあるので、そのうちバージョンアップで動画でもセルフタイマーが使えるようになるのを期待していましたが、先日のMIUI12へのOSバージョンアップ後でも未対応のままでしたので、何か他の方法が無いかと考えました。
MacroDroidを使ってセルフタイマー
MacroDroidというアプリを使ってセルフタイマー撮影できるようにしてみました。
アプリはGooglePlayからインストールできます。
このアプリはAndroid上で、いろいろな条件と組み合わせて予め設定した手順のマクロを使って自動操作を行うことができるようになります。
無料でも一通りの機能は利用できますが、作れるマクロの数が5つまでとなります。
課金すると作れるマクロの数が無制限になり、あと広告表示が消えるようです。
MacroDroidを起動したトップ画面です。久々に起動したらデザインが変わってました。
マクロ一覧の画面では、マクロ毎に有効/無効を切り替えたり、マクロのコピーなどができます。
今回作ったセルフタイマーのマクロです。ショートカットから呼び出すと起動し、20秒後に音を鳴らして、1.2秒後に画面の指定位置をタップする、という動作になります。
実際に動作させてみます。まずはカメラアプリを起動してスローモーションモードにして960FPSに設定しておきます。
準備OK。このときに、ピントを手動で合わせて固定しておくと良いです。
マクロを起動させます。MacroDroidのドロワー機能をONにしておくと、画面の端からスワイプするとショートカット一覧を呼び出せるようになるので、そこにマクロを登録しておき、呼び出すとマクロが起動します。ドロワーにはマクロ以外にアプリも登録できます。
先に登録したマクロの設定により「カウント開始」というメッセージがカメラアプリに重ねて表示されます。この20秒後に音が鳴り、さらに1.2秒後に画面下部中央の撮影開始ボタンがタップされる、という動作になります。
1.2秒の部分は何度か試し撮りして調整していくことになると思います。
音が鳴ってからゴルフスイングを開始して、ちょうどボールにヒットする直前にスロー撮影になるようにしたいのですが、なかなか毎回ぴったりにはならず、何度か繰り返すとうまく撮影できるときがある、という感じです。
このあたりは人によると思いますし、使うクラブによっても変わってくると思います。
今後
MacroDroidのマクロでは、変数も使えて、繰り返しや、条件分岐など組み合わせることで、かなりいろいろなことが出来るようです。
起動後に、カウントダウン表示させてみたかったのですが、変数の値をメッセージに埋め込む設定が判らず、カウント中とだけ繰り返し表示させることは出来ました。
あと、毎回手動でマクロ起動させるのではなく、繰り返し機能を使って、スローモーション撮影自体を連続動作させるのにもトライしてみたいなと思います。