Duet Displayに続いてspacedeskもインストールしてみました。
Duet Displayに比べて細かい設定などが少ないですが、基本的な機能はほぼ変わらない印象です。
そして価格が無料です。
特に広告が出てくる訳でもありません。
インストール
PC側は以下のメーカーサイトからアプリをダウンロードしてインストールします。
Duet Displayをインストールした状態でも特段バッティングするようなこともありません。
PC側のアプリは自動起動してタスクトレイに常駐します。
外部ディスプレイにしたいタブレット側はGooglePlay(iOS版はAppleStore)から無償アプリをインストールします。
初期設定
初期設定は特に必要ありませんでした。
Duet DisplayはPC側のアプリから接続先を選択しましたが、spacedeskは外部モニタにしようとしているタブレット側でアプリを起動して接続先を選択します。
あっさりつながりました。
PC側のアプリをタスクトレイから呼び出すと以下のような画面です。
・・・のボタンを押すとメニューが表示されますが必要最低限という感じです。
「Display Settings...」を押すとWindowsのディスプレイ設定画面が出てきます。
解像度の設定は接続しているタブレットやスマホに拠ると思いますが、Duet Displayに比べると選択肢は少ないです。
文字が小さい場合のスケールの変更はWindowsの機能として100%~200%の範囲で変更可能です。
スケールを200%にするとこんな感じです。
今回接続している10インチタブレットで、200%にするとアイコンサイズが23インチなど一般的な外付けモニタ上のアイコンサイズと同じくらいになる印象です。
左端にAndroidのメニューボタンが何故か出てきて消せなくなりました。
その他
外付けディスプレイ側(今回の場合Androidタブレット側)の画面をたまたま触ったときに気づいたのですが、タッチ操作も可能なようでした。
マウスカーソルの動きは少し飛び飛びでDuet Displayの60FPSモードのような滑らかさはありませんが、実用的には特に問題は無いと思います。
マウスカーソルの遅延はWIFI接続だと少し気になりますが、spacedeskもDuet Display同様に、Android側はUSBテザリングモードにして有線USBケーブル接続すると遅延はほとんど気にならないレベルで使用できました。
無償でAndroidでもiOS/iPadOSでも利用でき、最低限の機能は揃っていて、使い勝手も良く、良いアプリだなという印象です。