Bluetoothの設定項目も消える
ミニPCのLenovo ThinkCentre M715q Tinyは、wifi接続の方は安定したのですが、以前からBluetooth接続の方も動作に若干怪しい気配を感じていました。
Windowsの設定でwifiをオフにすると、wifi接続の項目自体が消えるときがあり、そのときに一緒にBluetooth接続の項目も消えたりしていました。
ただ、当時はBluetooth接続のデバイスを使っておらず、深く追求はしていませんでした。
Bluetooth接続キーボードの利用
最近になって、Bluetooth接続のキーボードを使い始めました。
ポケモンキーボードと言われているこれです。
かなり以前にタブレット用キーボードとして買ったものの、AndroidやiOSとはあまり相性が良くないようでうまく使いこなせず、活用する場がなく眠っていたものです。
以前自宅PCとして使っていたDellのタワー型PCの付属品のテンキー付きの幅広なUSB接続キーボードを、ThinkCentre M715q用に使っていたのですが、机の上でスペースを結構取るため、省スペースなポケモンキーボードを使ってみようと思いました。
ポケモンキーボードはAndroidやiOSとはいまいち相性が良くなかったのですが、Windows10では日本語入力も特に問題なく、快適に使えます。
Bluetooth接続が切れて再接続できなくなる
ところがしばらく使っていると、Bluetooth接続がときどき切れて再接続できなくなってしまうという事象が発生することに気が付きました。
どういうときにそうなるのか明確には判っていませんが、何となく一定時間キーボードから入力が無いときにこの事象が発生するような気がしていますが、同じ周波数帯を使っているといわれる電子レンジを使ったときに発生しているような気もします。
一旦スリープしてスリープ解除すると再接続できたときも何度かありましたが、確実なのはPC再起動でした。
OSレベルで再起動すれば確実に復旧するのですが、毎回そうするのも不便なので、もっと簡単に復旧できないかいろいろ試してみました。
対処１：キーボードの電源OFF/ON
キーボードの電源OFF/ONで復旧すれば簡単だったのですが、これは何度か実施しても再接続することはありませんでした。
対処２：Windows側のBluetooth設定でOFF/ON
次にWindows側の設定でBluetooth接続をOFF/ONしてみました。
画面右下の通知パネル（？何と呼ぶ画面なのか判らないのですが）のこれとか
または設定画面のこれとか
のトグルスイッチでBuetoothを一旦OFFにした後、またONにしてみたのですが、キーボードが再接続されることはありませんでした。
そればかりか、画面上のトグルスイッチは一旦はONになるものの、別のメニュー画面に行ってまた戻ってくるとOFFに戻っており、何度かやりなおしても、実際にはBuetooth接続がONにならずOFFのまま、という不思議な状態になってしまうようでした。
対処３：Windows側のBluetooth登録解除、再登録
次に、iPadのBluetooth接続デバイスでもよくやるのですが（つまりiPadのBluetooth接続もよく繋がらなくなるのですが）、Bluetooth接続デバイスの登録を一旦削除して、また再登録する操作も何度か試してみました。
iPadの場合はこれでほぼ再接続できるのですが、今回のWindowsの場合では効果が無かったです。
対処4：Windows側のトラブルシューティング機能
どのタイミングだったか忘れてしまったのですが、以下のような画面でWindows側のトラブルシューティング機能を実行してみました。
Windows側で問題を調べる機能は今まであまり効果がなかったので、あまり期待していなかったのですが、珍しく効果があり再接続が出来ました。
ただ、毎回効果がある訳ではないような、最初の頃だけ効果があったような、という印象です。
次の対処方法でだいたい改善するようになったため、最近試していませんでした。
対処5：Windows側のデバイスのアンインストール
対象2でWindows側の設定でBluetoothをOFF/ONしてもONにならない状態になった後に、デバイスマネージャの画面から、「デバイスのアンインストール」を実行するとほぼ再接続できています。
画面に「高度」と書かれていたり、再インストールが面倒そうで、なかなか実行しづらい感じのメニューですが、これを実行して何秒か待つと、Bluetooth接続が復活し、キーボードも再利用できるようになりました。
若干、待ち時間に変動があり何分か待ったときもありましたが、今のところほぼ再接続が成功している印象です。
難点はこのメニューまで辿る操作がやや長いというところでしょうか。
この画面の手前の、デバイスマネージャーのツリー画面で、Bluetoothのアイコンを右クリックしてそこから「デバイスのアンインストール」を選択すればもう少し早そうです。
Bluetoothのドライバーが1個だけになっている
ドライバーソフトウェアは削除せずにデバイスのアンインストールのみ実施
再起動はしなくても
少し待つとBluetoothの各種ドライバーが再び出てくる
うまく行くとこのあと早ければ数秒でキーボードが使える状態になります。
まとめ
このPC固有の問題なのか、Bluetoothのパーツかドライバーの問題なのか、キーボードの問題なのか、WindowsOSレベルの問題なのか、については結局よく判っていません。
ですが、ひとまずはほぼ確実な復旧手段が見つかったこともあり、しばらくはbluetooth接続キーボードを利用継続していこうと思います。
